2002年11月、AmazonミュージックはAmazon Music Primeというサブスクのタイプに大きな仕様変更を実施しました。それによって、プライムプランは機能や内容の面ではいくつかの強化を迎えましたが、全体的に追加された製限はもっと多いです。そのためネット上では多くのユーザーから「Amazonミュージックが改悪」といった批判を受け、多くの不満を引き起こしました。
この記事では、機能上では具体的にはどんな変更があるのかを詳しくまとめていきます。また、仕様変動による不便を解決または緩和する方法をご紹介します。
仕様変更によるAmazon Music Primeの改良点まとめ
旧バージョンではアクセスできる楽曲の総数は200万曲くらいで、変更後は1億まで増加し、上位版となるプランのAmazon Music Unlimitedと同じレベルになります。
新たに芸能人やアーティストをMCに迎えた複数の独占番組を配信することになりました。
仕様変更によるAmazon Music Primeの改悪の点まとめ
機能変更によるメリットより、機能変更による問題や使い勝手の悪さは、明らかに一層際立っています。
アップデートの前は、オンデマンドの再生モードで楽曲を流せます。つまり、選曲して再生できます。アップデートの後は選曲をして再生をすると非常に高い確率でまったく別の曲がランダムに流れる、というシャフル再生のモードがと強制されるようになっています。「別の曲」は常にスタイルが近い曲ですが、実用性を考えると基本的には意味がないです。
オンデマンドで再生できる曲が皆無になったわけでもないですが、「曲を選んで再生できる厳選リスト」に含まれてAmazonミュージックによって指定された曲でしか使用できません。
昔のバージョンではアプリに内蔵されたダウンロード機能を使って任意の曲をオフラインに保存して聴くことができました。仕様変更のあとは、「曲を選んで再生できる厳選リスト」というタイトルが付いたおすすめのプレイリストに含まれた曲だけがオフラインで再生できます。
以前では自由に再生の途中で曲をスッキプして切り替えることができましたが、今やスッキプの使用回数に制限がかかることになり、1時間につき6回までしかスッキプできません。
昔のAmazon Music PrimeではHDの音質で曲を聴けましたが、現在で利用できるのは音質の損がより大きいSD音質です。ハイレゾ音質とHD音質の違いを聞き取れない人が多いようですが、HD音質と比べるとSDの音質はかなり差があるので、その点は非常に気になります。
アマゾンミュージックプライムの改悪による問題への対策
私個人を含め、改版後、実際には無料プランとはほとんど違いがないほど機能が低下しているという声を上げたユーザーが多いです。三種類のAmazonミュージックのプランの間、一体にどんな機能的な違いがあるのかは、下記の公式サイトの情報で確認できます。
次は何か良い対処法があるか見ていきましょう。
これは様々な使用上の問題を根本的に解決する方法であります。こんなに多くの使用制限をかけたのは、そもそもUnlimitedプランにユーザーを誘致することを目的としています。
プランをアップグレードしたくないユーザーは、「厳選プレイリスト」と「Myいいね」との2つの機能を活用すればある程度解決することができます。
「厳選プレイリスト」を使えば、オンデマンド再生とオフライン再生ができないという二つの問題が解決できます。デメリットはプレイリストにある曲は自由に入れたりできないことです。
「Myいいね!」というプレイリストに曲を追加することで、シャフル再生の範囲を自分の追加した曲に限定できるので、かなりの程度で聴きたくない曲を排除することができます。
具体的なやり方は下の記事をご参照ください。
まとめ
以上はAmazon Music Primeの改悪による問題まとめと対策です。お役に立てれば何よりです。