ポータブル電源おすすめ｜メーカー11選と主力製品30選！大容量と日本製を網羅

ポータブル電源とは、様々な機器に電気を供給できる便利なアイテムです。アウトドアや防災、非常時にも役立ちます。しかし、ポータブル電源には容量や出力、重量や寿命など、さまざまな特徴があります。どれを選べばいいのでしょうか？この記事では、おすすめのポータブル電源をランキング形式で紹介します。あなたのニーズに合った最適なポータブル電源を見つけてください。

ポータブル電源を選択するときに注意すべき点

定格出力

ポータブル電源が安定して出力できる電力の量です。使用する機器の消費電力が定格出力を超えないようにしましょう。たとえば、定格出力が「1,000W」のポータブル電源であれば、ポータブル電源のバッテリーが残っている限り、1,000Wの電力を出力し続けられます。家電は通常起動時には定格消費電力の2〜4倍の電力を使うこともあるので、余裕を持って選ぶことがおすすめです

バッテリー寿命

ポータブル電源は高価な商品なので、長く使えるものを選びたいですね。バッテリー寿命は充放電回数や温度などによって変わりますが、一般的には500回以上が目安とされています。バッテリー寿命を延ばすためには、過充電や過放電を避けることや、高温や低温にさらさないことが大切です。

安全性

ポータブル電源はPSEマークが必須ではありませんが、安全基準を満たしていることを確認しましょう。また、過充電や過放電などの保護機能や、発火や爆発の危険性を低減する材質や構造も重要です。特にリチウムイオンバッテリーは熱暴走しやすい性質があるので、注意してください。

出力波形

出力波形には短形波・修正波・正弦波の3種類があります。家庭用電気の波形は正弦波で、これに近いものほど安定した電気を供給できます。繊細な機器や音響機器などには正弦波タイプをおすすめします。短形波や修正波タイプは価格が安いですが、ノイズや発熱などの問題が起きる可能性があります。

出力ポート

出力ポートにはAC出力・DC出力・USBポートなどがあります。使用する機器と互換性があるかどうかを確認しましょう。また、同時に複数の機器を接続できるかどうかも重要です。出力ポート数だけではなく、最大合計出力もチェックしてください。

バッテリー容量

バッテリー容量はmAhやWhで表されます。これはポータブル電源がどれだけ長く持つかを示す指標です。使用する機器の消費電力と比較して、必要な容量を見積もりましょう。たとえば、定格出力が1,000Wでバッテリー容量が1,000Whのポータブル電源であれば、最大で1時間持ちます。

充電方法

ポータブル電源は家庭用コンセントや車のシガーソケットから充電できるものが多いです。また、太陽光パネルや発電機からも充電できるものがあります。充電方法によっては専用のアダプターやコネクターが必要な場合もあるので、ご注意ください。

ポータブル電源のブランドおすすめ

エコーフロー

基本状況: エコフローは2017年に中国の深圳で誕生したポータブル電源のメーカーです。2022年現在で深圳のほかに香港、日本、サンフランシスコにも拠点を構えています。

強み: エコフローのポータブル電源は、高出力、高容量、急速充電、多機能などが特徴です。一般的な家電製品の90%以上を動かすことが可能で、非常時やアウトドアなどで活躍します。

X-Boost機能: 出力を最大4200Wまで引き上げることができる機能です。これにより、エアコンや冷蔵庫などの大型家電も動かすことが可能です。

X-Stream充電技術: 電気自動車用充電器と同じ原理を応用した充電技術です。これにより、最短1.7時間でフル充電することができます。

EcoFlow App: スマートフォンからポータブル電源を遠隔操作することができるアプリです。残量や出力などの情報を確認したり、タイマー設定やモード切り替えなどを行うことができます。

モジュール式バッテリー拡張: ポータブル電源本体に別売りのバッテリーモジュールを接続することで、容量を増やすことができます。最大6個まで接続可能です。

太陽光パネル対応: エコフロー専用または汎用の太陽光パネルを接続することで、自然エネルギーからポータブル電源を充電することができます。

JVCポータブル電源

JVCケンウッドが発売しているポータブル電源はコンセントのない屋外や停電時にも電気を使える便利な製品です。リン酸鉄系リチウムイオン充電池を採用し、高い安全性と耐久性を備えています。「いつでもそばにコンセント」というコンセプトで開発された製品です。

容量や出力によって複数のモデルがあります。例えば、最大容量1534Wh（426300ｍAh）、最大出力1800W（瞬間最大3600W）の「BN-RB15」 や、容量480000mAh、出力1000W（瞬間2000W）の「BN-RF1500」 などです。

重さ約2.5kgという軽量コンパクトながら104,400mAh/375Whという大容量を持つ「BN-RB37-C」なども挙げられます。

太陽光パネルや車のシガーソケットからも充電できるため、アウトドアや災害時にも役立ちます。簡単操作で使いやすく、液晶画面で残量や入出力状況を確認できます。耐久性や安全性に優れており、過充電防止や過放電防止などの保護機能を搭載しています。

アンカー（Anker）ポータブル電源

バッテリーとデジタル機材の販売大手のAnkerが発売しているポータブル電源のシリーズ名です。高い安全性と電池寿命を備えたリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、一般的なポータブル電源の6倍長寿命です。容量や出力によって、PowerHouseやGaNPrimeなどの種類があります。

Anker ポータブル電源の強みは、大容量でありながら軽量で持ち運びやすいことです。例えばPowerHouse 1024Whは約10kg、GaNPrime PowerHouse 2048Whは約12kgです。

AC、DC、USB-A、USB-Cなど多様な機器に対応した豊富な出力ポートを備えており、320000mAhから2048000mAhまでの容量範囲で、様々なニーズに応えます。最大出力は100Wから2000Wまでです。

ノートPCやスマホだけでなく、扇風機や小型冷蔵庫などの大きな電力が必要な機器も充電できます。

災害時やキャンプなどにおすすめの耐衝撃性能やパススルー充電対応などの機能も有していることです。パススルー充電とは、ポータブル電源自体を充電しながら他の機器にも給電できることです。

suaoki ポータブル電源

suaoki ポータブル電源とは、suaokiというメーカーが販売しているポータブル電源のシリーズ名です。容量や出力によって、G500やPS5Bなどの種類があります。

suaoki ポータブル電源の強みは、大容量でありながら小型で軽量なこと、純正弦波を出力することで安定した電力供給ができること、ソーラーパネルとの連携が可能なことです。

容量は150Whから1909Whまでの範囲で、様々なニーズに応えます。最大出力は150Wから2000Wまでです。出力ポートはAC、DC、USB-A、USB-Cなどがあり、ノートPCやスマホだけでなく、扇風機や小型冷蔵庫などの大きな電力が必要な機器も充電できます。

充電できる機器や回数は容量によって異なります。例えばG500（500Wh）では、スマホ約45回、ノートPC約8回、冷蔵庫約10時間などが目安です。

純正弦波を出力することで安定した電力供給ができます。純正弦波とは、市販のコンセントから得られるような理想的な交流波形です。一般的に純正弦波以外の波形では、感度の高い機器に不具合を起こす可能性があります。

ソーラーパネルとの連携が可能です。ソーラーパネルを接続することで自然エネルギーを利用して充電することができます。災害時やキャンプなどにおすすめです。

LEDライトやSOSライトを備えています。停電時や夜間に便利です。SOSライトは非常時に救助信号を発信するためのものです。

ポータブル電源の充電方法は、ACアダプター、カーチャージャー、ソーラーパネルの3種類があります。走行充電も可能です。

Jackery ポータブル電源

Jackeryはアメリカで2012年に設立されたポータブル電源の専門メーカーです。日本では2020年に株式会社Jackery Japanが設立されました。

Jackeryのポータブル電源は、一般社団法人安全協会が定める「防災製品等推奨品認証」を取得しており、安全性や機能性が高く評価されています。

Jackeryのポータブル電源は、容量サイズに応じて7種類（150Wh～1909Wh）があります。それぞれに純正ソーラーパネル（60Wまたは100W）と連携することで、コンセントがなくても発電・充電が可能です。

Jackeryのポータブル電源は、大容量でありながらコンパクトで持ち運びやすいことが特長です。例えば1500Whのモデルでも重さは約15kgで、持ち手やキャスター付きです。

Jackeryのポータブル電源は、AC100V出力ポートやUSB出力ポートなどを備えており、スマホやPCだけでなく、冷蔵庫やファンヒーターなどの家電も使用できます。停電時の緊急電源としても役立ちます。

Bluetti ポータブル電源

bluetti ポータブル電源は、リン酸鉄リチウム電池を採用した高品質なバックアップ電源です。コンパクトで軽量ながら、大容量で高出力のモデルもあります。ソーラーパネルや車のシガーソケットから充電できるので、非常時やアウトドアにも便利です。

BLUETTI AC200Pは、2000Wh/2000Wという業界最高レベルのスペックを誇ります。瞬間最大4800Wまで対応し、冷蔵庫やエアコンなどの大型家電も動かせます。

BLUETTI EB3Aは、4.6kgというBLUETTI最小最軽量のポータブル電源です。268.8Wh/600Wというコンパクトながらパワフルな性能を持ちます。色々な調理家電もおまかせです。

純正弦波インバーターを搭載し、安定した電力供給が可能です。

MPPT制御方式を採用し、ソーラーパネルからの充電効率を最大化します。

電力リフト機能により、一時的に高出力の家電製品も使用できます。

ワイヤレス充電機能やUSB-Cポートなど、多彩な出力ポートを備えています。

増設バッテリーと接続することで、さらに容量を拡張できます。

bluetti ポータブル電源の目玉機能としては、以下のような点が挙げられます。

EENOUR ポータブル電源

EENOURとは、ポータブル電源や発電機などの電気製品を開発するブランドです。オフグリッド環境での充電やキャンプを快適にする革新的なアウトドアギア電源を提供しています。

eenour ポータブル電源は、eenourというブランドの高性能な電源ユニットです。家庭用蓄電池や非常用電源として、キャンプや車中泊などのアウトドアシーンで活躍します。

eenour ポータブル電源の特性としては、以下のような点が挙げられます。

リン酸鉄リチウム電池を採用し、安全性と耐久性に優れています。

純正弦波出力で、デリケートな機器にも安心して使用できます。

Power Delivery対応のUSBポートやXT60ポートなど、多彩な出力ポートを備えています。

MPPT制御方式で、ソーラーパネルから効率的に充電できます。

50Hz/60Hz切替可能で、海外でも使用できます。

P2001は、大容量2000Wh・高出力2000W（瞬間最大4000W）のポータブル電源です。冷蔵庫やエアコンなどの大型家電も動かせます。

EB120は、コンパクトで軽量なポータブル電源です。1200Wh・1000W（瞬間最大2000W）の出力が得られます。急速充電にも対応しています。

ケンウッド ポータブル電源

ケンウッド ポータブル電源とは、JVCケンウッドが開発した電気製品のブランドです。その中でも、BN-RK600というモデルは、626Wh / 500Wのポータブル電源で、小型から大型の機器まで幅広く充電できます。また、AC出力・USB出力・シガーソケット出力を備えており、最大8台の機器に同時に給電できます。さらに、太陽光パネルやカーチャージャーなどと連携して再充電することも可能です。

ケンウッド ポータブル電源のは、十分な電池容量にこだわっていることです。実際に測定したところ、メーカー公称値の84.9%を記録しました。効率よく電力を供給することができますよ。また、シンプルかつスタイリッシュなデザインも魅力的です。

最低限必要な機能はしっかり搭載しているものの、防水機能・LEDライト・ワイヤレス充電などは対応していないことです。これらの機能が必要な場合は、別途用意する必要があります。

スマートフォンアプリで残量や消費状況などを確認したり、設定変更したりすることができることです。操作性や利便性が高まりますね。

ホンダ ポータブル電源

Hondaが開発した業務用蓄電機のブランドです。その中でも、LiB-AID (リベイド) E500 for Workというモデルは、377Wh / 500Wのポータブル電源で、電気設備の点検業務などに最適です。また、AC出力・USB出力・シガーソケット出力・アクセサリーソケット出力を備えており、最大8台の機器に同時に給電できます。さらに、太陽光パネルやカーチャージャーなどと連携して再充電することも可能です。

ホンダ ポータブル電源の強みは、プロ仕様の高い性能と信頼性にこだわっていることです。実際に測定したところ、メーカー公称値の90%以上を記録しました。また、Honda発電機の原点「E300」を受け継ぐシンプルかつスタイリッシュなデザインも魅力的です。

防水機能・LEDライト・ワイヤレス充電などは対応していないです。これらの機能が必要な場合は、別途用意する必要があります。

スマートフォンアプリで残量や消費状況などを確認したり、設定変更したりすることができることです。操作性や利便性が高まります。

富士倉 ポータブル電源

富士倉 とは、株式会社富士倉が開発・製造・販売しているLED投光器関連製品のブランドです。その中でも、BA-450というモデルは、120,000mAh / 450Wのポータブル電源で、作業用・アウトドア用・防災／非常用予備電源として使用できます。また、AC出力・DC出力・USB出力・シガーソケット出力を備えており、最大6台の機器に同時に給電できます。さらに、太陽光パネルやカーチャージャーなどと連携して再充電することも可能です。

富士倉 ポータブル電源の強みは、日本仕様の大容量小型パワーポータブル電源であることです。重量は約4kgで持ち運びやすく、コンセントから約8時間でフル充電できます。また、高品質なリチウムイオンバッテリーを採用し、長期間の安定した使用が可能です。

富士倉 ポータブル電源の特性は、防水機能・LEDライト・ワイヤレス充電などは対応していないことです。これらの機能が必要な場合は、別途用意する必要があります。

富士倉 ポータブル電源の目玉機能は、液晶画面で残量や消費状況などを確認したり、設定変更したりすることができることです。操作性や利便性が高まりますね。

ナフコ ポータブル電源

ナフコ ポータブル電源とは、ホームセンターナフコが販売しているポータブル電源のブランドです。その中でも、PD-1500というモデルは、1500W / 1200Whのポータブル電源で、家庭用・アウトドア用・防災／非常用予備電源として使用できます。また、AC出力・DC出力・USB出力・シガーソケット出力を備えており、最大8台の機器に同時に給電できます。さらに、太陽光パネルやカーチャージャーなどと連携して再充電することも可能です。

ナフコ ポータブル電源の強みは、高性能なリチウムイオンバッテリーを採用し、長期間の安定した使用が可能であることです。重量は約12kgで持ち運びやすく、コンセントから約10時間でフル充電できます。また、液晶画面で残量や消費状況などを確認したり、設定変更したりすることができます。

ナフコ ポータブル電源の特性は、防水機能・LEDライト・ワイヤレス充電などは対応していないことです。これらの機能が必要な場合は、別途用意する必要があります。

ナフコ ポータブル電源の目玉機能は、BMS（バッテリー管理システム）を搭載し、過放電や過充電などを防止することです。安全性や耐久性が高まります。

ハイエース ポータブル電源

ハイエース ポータブル電源とは、ハイエースという車種に搭載できるポータブル電源のことです。ハイエースはトヨタが製造している大型の商用バンで、キャンピングカーに改造する人も多いです。ポータブル電源は、車中泊やアウトドアで家電やスマートフォンなどを使うために必要な電気を供給する装置です。

ハイエース ポータブル電源の強みは、車のバッテリーから充電できることです。これにより、外部のコンセントやソーラーパネルなどがなくても、走行中や停車中にポータブル電源を充電することができます。また、大容量で高出力のポータブル電源を選ぶことで、冷蔵庫や炊飯器などの消費電力が大きい家電も使うことができます。

ハイエース ポータブル電源の特性は、据え付け型か持ち運び型かによって異なります。据え付け型は、車内に固定して使用するタイプで、安定した給電が可能ですが、重量が重くて取り外しが面倒です。持ち運び型は、蓄えた電気を持ち出して使用するタイプで、場所を選ばずに使えますが、容量や出力が小さくなります。

ハイエース ポータブル電源の目玉機能は、液晶画面やLEDライトやファンなどが付いているものがあります。液晶画面では残量や消費状況などを確認したり設定変更したりすることができます。LEDライトでは暗闇でも明るく照らすことができます。ファンでは発熱を抑えて冷却効果を高めることができます。

まとめ

今回はポータブル電源の各ブランドと主力製品を徹底的にまとめました。Jackeryやアンカーなどの海外ブランドに加え、日本製のブランドもできる限り深掘りをいたしました。中では大容量と高性能のものが多いです。